尾崎林太郎家住宅 おざきりんたろうけじゅうたく
員数 | 4棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、座敷、三階蔵(さんかいぐら)、前蔵(まえぐら) |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市黒江598-1 |
時代 | 江戸時代中期・大正時代 |
指定年月日 | 平成13年10月12日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
尾崎家は古い歴史を持つ旧家であり、江戸時代に黒江に移住し、明治期より漆器問屋(しっきどんや)を営んだ。屋敷地は500坪に及ぶ広さで、大正中期に建てられた主屋を中心に、漆器商品を収蔵する三階蔵・前蔵や、庭園に面した座敷が建つ。黒江における漆器問屋の中でも特に大規模な屋敷構えである。なお、座敷の中心部は、江戸時代中期にまで遡る古い遺構として貴重である。