藤白神社本殿 ふじしろじんじゃほんでん
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市藤白466 |
指定年月日 | 平成9年4月23日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 藤白神社 |
解説
三間社流造(さんげんしゃながれづくり)、銅板葺で、桁行が5メートルを超える大規模な本殿である。材料は太く、良質のものを用い、細部の文様は簡略ながら豪快な趣がある。棟札、柱等の墨書(ぼくしょ)から、寛文3年(1663年)に紀伊藩主徳川頼宣の命で、大工中村新平が建築したことが分かる。全体としては、飾りを少なくした復古的な建物である。建てられた年代と経緯が分かる点も貴重である。