華岡青洲の墓碑 はなおかせいしゅうのぼひ
員数 | 1基 |
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地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市西野山 |
指定年月日 | 昭和32年11月19日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 個人 |
解説
西野山(にしのやま)の菖蒲(しょうぶ)池に面して華岡家墓所が設けられている。青洲は、江戸時代中期の外科医で、宝暦10年(1760年)に平山村(現在の紀の川市西野山)に生まれ、京都で古医方(こいほう)、蘭方(らんぽう)を学び、帰郷して外科医を開業し、研究を続け、曼陀羅華(まんだらげ)を主成分とする麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」を創製した。文化2年(1805年)、西洋の麻酔手術に先立って乳癌手術を行ったことで有名である。
墓碑は、3段の台石上に立ち、頂上に笠石を置いている。総高は1.59メートルある。