桂樹 かつらのき
員数 | 2本 |
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地域 | 那賀地域 |
所在地 | 紀の川市麻生津中 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 飯盛財産区 |
解説
カツラは、山地の谷沿いなどに生える落葉高木で高さ30メートル、太さは直径2メートルにもなる。
このカツラの木は、飯盛山から昔の鞆淵谷に通じる山道にそびえる2株の巨樹である。この地を通称「桂の谷」というほど有名である。秋の終わりに葉が鮮やかな黄色となり、麓からもよく見えるので、一般の人からも親しまれている。海抜480メートルの西の谷に雄株(おかぶ)、430メートルの東の谷に雌株(めかぶ)があり、いずれも巨木な樹冠を形成している。