松平秀康及び同母霊屋 まつだいらひでやすおよびどうははたまや
員数 | 2棟 |
---|---|
構成要素 | 秀康霊屋(ひでやすたまや)、秀康母霊屋(ひでやすははたまや) 附指定:宝篋印塔5基、宝篋印塔2基、五輪塔1基 |
地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡高野町高野山 |
時代 | 桃山時代 |
指定年月日 | 昭和40年5月29日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 蓮花院 |
管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
奥の院の越前松平家の廟所(びょうしょ)にあり、2棟が並んで建っている。向かって右が松平家初代の秀康を祀る霊屋で、慶長12年(1607年)に2代目の忠直が建立した。左は秀康自身が生母の長勝院を祀るために慶長9年(1604年)に建立したものである。2棟とも越前の特産である笏谷石(しゃくだにいし)が用いられている。石造の霊屋でこのように規模が大きく様式手法の優れたものは珍しく、石製の横架材を樋状に繰り抜いて木芯を入れ補強しているのも他に例がない。