珠数屋四郎兵衛店舗 じゅずやしろべえてんぽ
員数 | 1棟 |
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地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡高野町高野山771 |
時代 | 昭和8年 |
指定年月日 | 平成17年11月10日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 株式会社珠数屋四郎兵衛 |
解説
高野山上で最も古い商店といわれる。創業は江戸時代初期の元禄の頃と伝えられるが、この地に商店を建てることができるようになったのは明治以降であり、それまでは寺の一角で珠数(数珠)を商っていた。現在の建物は、弘法大師の1100年御遠忌(ごおんき)に合わせ、その前年の昭和8年(1933年)に新築された。屋根は銅板葺の入母屋屋根、中央に唐破風(からはふ)を設ける。外壁は漆喰塗り。新築時の和風の姿を現在でもほぼ遺している。1階道路側は店舗で裏側は住居、2階は中廊下があり、道路側は観光客の休息室である。