木造阿弥陀如来坐像 もくぞうあみだにょらいざぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 有田地域 |
| 所在地 | 有田郡有田川町粟生 |
| 時代 | 平安時代 |
| 指定年月日 | 昭和44年7月14日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人吉祥寺 |
解説
この像は吉祥寺本堂の本尊で来迎印を結ぶ阿弥陀如来である。一木造、彫眼、古色仕上げの像で、平安時代後期の制作である。本像の特色は、八割ほど完成した時点で細部まで彫りこまずに、粗い丸ノミ跡を意識的に残し仕上げている点である。一般に粗いノミ跡が残っている仏像を鉈彫りといい、平安時代に地方で流行しており、県下では類例の少ない作品である。本像は一種の未完成像ともみられるが、粗豪な彫痕に深い味わいがみられる。(和歌山県文化財ガイドブック)