灌頂道具類 かんじょうどうぐるい
| 地域 | 伊都地域 |
|---|---|
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安~室町 |
| 指定年月日 | 平成17年6月9日 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | ⼯芸品 |
| 所有者 | 宗教法人龍光院(竜光院) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
密教における仏法相伝や結縁の儀式の一つ「灌頂」において使用される道具類で、附の品々ともども箪笥に一括収納されて伝来した。傘蓋及び宝冠は平安時代後期~鎌倉時代前期、明鏡・瓶・塗香器は鎌倉時代後期~南北朝時代の特色を示し、この種の灌頂道具のまとまった例としては現存最古である。温雅な文様を錦に織り表した紅白の蓋(きぬがさ)、銀盤を組紐で綴った蓋幡(がいばん)、金工技術を駆使し豪華な装飾を備えた金銀の宝冠など、個々の稀少性、古様さ、技術と意匠の優秀さも際立っており、密教工芸史上注目すべき優品群である。