崔子玉座右銘断簡 伝弘法大師筆(無道以下十字) さいしぎょくざゆうめいだんかん でんこうぼうだいしひつ(むどういかじゅうじ)
| 員数 | 1幅 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安 |
| 指定年月日 | 昭和27年3月29日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 書跡・典籍 |
| 所有者 | 宗教法人寳亀院(宝亀院) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
後漢の崔瑗が座右の銘とした五言二十句(文選巻第28所収)を書写したものの断簡である。もとは唐の縦簾目の料紙に一行二字ずつ50行に大字で書写したものであるが、切断され何ヵ所かにわかれて現存している。書風は闊達な草書体で、筆勢変化に富む。本書は空海の筆と伝えるが、これを証明する資料は乏しい。しかし「性霊集」の序に空海の草書は狂逸とあり、狂逸と評される草書は、まさにこの座右銘のような書を指すのであろう。(和歌山県文化財ガイドブック)