木造十一面観音立像 もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安 |
| 指定年月日 | 大正14年8月25日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人寳亀院(宝亀院) |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
この像は、頭部、体部、蓮台まで檜の一木彫成で、表面は素地のままである。寺伝では延喜21年(921)に空海に弘法大師の諡号が贈られた時、観賢僧正が登山して宮中二間観音を安置したと伝えており、この像は宮中の像を模刻したものとみられている。平安時代前期の壇像彫刻にみられる翻波式衣文の明瞭な表現や、脚部が短い割に垂下する腕が長い表現など平安前期の面影をとどめる10世紀の作品である。(和歌山県文化財ガイドブック)