文鏡秘府論 ぶんきょうひふろん
| 員数 | 6帖 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 平安 |
| 指定年月日 | 昭和34年12月18日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 書跡・典籍 |
| 所有者 | 宗教法人三宝院 |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
空海が中国の詩学の影響を受けて、六朝・隋・唐代の詩文について論じたもので、全6巻からなる。本帖は平安時代末期の古写本で6巻完存している。粘葉装斐紙押界中に半面七行書写され、文中には朱の訓点や朱・墨の仮名書入れがある。薄茶色に金箔を散らした表紙に「金剛子圓祐」「傳領禅海」「寶光院」の墨書きがあり、各伝領者を示している。最終巻の巻末に室町時代と思われる識語があり、早くから高野山に伝来していたことがわかる。(和歌山県文化財ガイドブック)