胎蔵界板彫曼荼羅(金剛界蒔絵箱入) たいぞうかいいたぼりまんだら(こんごうかいまきえばこいり)
| 員数 | 2枚 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山(高野山霊宝館寄託) |
| 時代 | 中国・唐代 |
| 指定年月日 | 明治41年1月10日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人金剛峯寺 |
| 管理団体 | 公益財団法人高野山文化財保存会 |
解説
小さな板面に、各尊像や界線を浮彫風に彫出した珍しい胎蔵界曼荼羅である。空海が中国から請来した通称現図曼荼羅よりも古様な曼荼羅で、中国唐代8世紀中頃のものである。甲面下辺の中央に宝塔1基、左右に楼閣4基を配する区画をつくり、乙面下辺には五大明王像を表す珍しい板彫曼荼羅である。各尊像の輪郭、界線、文様は凸線で表現され、あたかも白描画を見るような趣きがあり緻密な彫技には中国らしさが感じられる。(和歌山県文化財ガイドブック)