紙本著色粉河寺縁起 しほんちゃくしょくこかわでらえんぎ
国宝
| 員数 | 1巻 |
|---|---|
| 地域 | 那賀地域 |
| 所在地 | 紀の川市粉河(京都国立博物館寄託) |
| 時代 | 鎌倉時代 |
| 指定年月日 | 明治43年8月29日旧国宝指定、昭和28年3月31日国宝指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 絵画 |
| 所有者 | 宗教法人粉河寺 |
解説
社寺の創建の由来や本尊・祭神である神仏の霊験・利生を描いた絵が一般に社寺縁起絵と呼ばれ、当絵巻は特に「信貴山縁起」に次いで古いとされる初期縁起絵巻の代表的作例である。内容は詞書4段、絵5段で関連のある二つの説話からなり、第1話(第1、2段)は千手観音造顕にかかわる創立縁起で、第2話(第3、4、5段)は観音の利生記である。絵は線描本位の大和絵で、のどかな山野を背景にして物語が淡々としてつづられ、色彩もよく調和して美しく素朴な趣をかもしだしている。(和歌山県文化財ガイドブック)