方丈障壁画 長沢芦雪筆 ほうじょうしょうへきが ながさわろせつひつ
| 員数 | 45面 |
|---|---|
| 地域 | 東牟婁地域 |
| 所在地 | 東牟婁郡串本町西向(和歌山県立博物館寄託) |
| 時代 | 江戸 |
| 指定年月日 | 昭和54年6月6日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 絵画 |
| 所有者 | 宗教法人成就寺 |
解説
薬王山成就寺は、京都東福寺虎関派海蔵院末の禅刹で、現本堂は安永5年(1776)秋の再建であり、その内部は全て長沢芦雪の揮毫になる障壁画によって飾られていた。間取りは仏間と室中の境を襖で区切っており、室中の正側面に描かれた唐獅子図が中心的存在になっている。上一之間には紙本墨画山水図(襖貼付5面)と絹本著色群雀図(天袋貼付4面)、上二之間には紙本墨画曹孟徳図(襖貼付8面)、室中には紙本墨画唐獅子図(襖貼付12面)、下一之間には紙本墨画林和靖図(襖貼付7面、壁貼付1面)、下二之間には紙本著色花鳥群狗図(襖貼付8面)がある。仏間の紙本墨画草花・鳥図(襖貼付2面)、入側の板絵墨画虎図(板戸2面)は附指定となっている。白浜町の草堂寺・串本町の無量寺・田辺市の高山寺に数多く残る蘆雪画とともに、制作年代が限定できる作品が集中的に存在することにより、芸術家蘆雪の形成と変容を解き明かす上で重要な資料を提供するものである。(和歌山県文化財ガイドブック)