志磨神社 しまじんじゃ
員数 | 3棟 |
---|---|
構成要素 | 拝殿、手水舎(てみずしゃ)、神門(しんもん)及び袖塀(そでべい) |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市中之島677 |
時代 | 昭和19年 |
指定年月日 | 令和6年3月6日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 志磨神社 |
解説
志磨神社は和歌山城北東の中之島に所在する。
拝殿は平屋建、入母屋造、銅板葺で、昭和19年(1944年)に建てられた。拝殿部、祝詞舎(のりとしゃ)部、神饌所(しんせんしょ)部の三つの部分から成り、正面には軒唐破風を付けた向拝(こうはい)を設ける。良材を使用し、細部も整った意匠である。
拝殿と同時期に建てられた手水舎、神門及び袖塀はともに境内の歴史的景観を形成している。
これらは空襲の戦禍を受けた和歌山市中心部に残る、数少ない良質な近代和風建築として貴重である。