日高地域の地曳網漁用具及び和船用具 ひだかちいきのじびきあみりょうようぐおよびわせん
構成要素 | 用具87点、文献資料3点、和船1艘 |
---|---|
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市岩橋1411 和歌山県立紀伊風土記の丘 |
指定年月日 | 平成19年6月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 和歌山県 |
解説
地曳網漁は、沿岸に近づいてくる魚の群れ(ナブラ)を、「アミブネ」と呼ばれる2艘の和船が沖合に出て、同一場所から左右に分かれて網を置きながら魚群を包囲し、浜に集まった地域の人たちが「ヒキコ」となり、協力して網の引き綱を陸から引いて魚を捕るという漁法。
本資料は、和歌山県中部の日高町産湯海岸で操業していた網元「新網」が、平成5年(1993年)まで使用していた漁の道具一式と関連資料である。