大泰寺の板碑 だいたいじのいたひ
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡那智勝浦町下和田775 |
指定年月日 | 昭和38年3月26日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 大泰寺 |
解説
大泰寺の参道右山手に建立されている。高さ1.5メートル、幅20センチの砂岩の自然石で、上方の月輪(がちりん)内に梵字の「ウーン」、下方に「永和五年巳未四八 浄春房」(永和5年は1379年)と刻されている。この形式の板碑は熊野地方では珍しい。また、みなべ町の安養寺(あんようじ)にある文永10年(1273年)の板碑群に次ぐ古いもので、在銘板碑として貴重な存在である。