有田川の鵜飼 ありだがわのうがい
地域 | 有田地域 |
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所在地 | 有田郡有田川町、有田市宮原の有田川沿岸 |
指定年月日 | 昭和37年2月13日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 有田川鵜飼協同組合 |
解説
有田川の鵜飼は、毎年6月1日から9月第1土曜日までの間、満月の夜と雨で川の水が濁ったときを除き、日没から深夜まで有田川町金屋から有田市の安諦橋(あでばし)辺りの流域で行われる。地元では約600年前に木曽川の漁師から習って始めたという。有田川の鵜飼では鵜匠が舟の上から鵜を操らず、鵜匠が川に入り、右手に松明をかざし左手で鵜の手綱をさばき、1人の鵜匠は1羽の鵜しか使わない。このような徒歩(かち)鵜飼の漁法は他では見られないようである。