長保寺大門 ちょうほうじだいもん
員数 | 1棟 |
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構成要素 | 附指定:扁額1面 |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市下津町上689 |
時代 | 室町時代前期 |
指定年月日 | 明治33年4月7日指定/昭和28年3月31日国宝指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 長保寺 |
解説
三間一戸の楼門、入母屋造、本瓦葺の建物である。様式と棟札写から嘉慶2年(1388年)に建立されたことが分かる。伝統的な和様を基本とするが、細部に禅宗様を取り入れている。建築彫刻に斬新な意匠が用いられ、軒先の組物(くみもの)には構造的に発展した技法が見られるなど、他に先駆けた門として国宝の指定を受けている。