双青閣 そうせいかく
員数 | 1棟 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市阪井806 |
時代 | 大正9年 |
指定年月日 | 平成16年11月8日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 海南市 |
解説
大正9年(1920年)、紀伊徳川家の別荘として侯爵徳川頼倫が和歌浦に造営した双青寮(そうせいりょう)内に建てられたもので、昭和12年(1937年)に徳川家の所有を離れ、同43年(1968年)に現在地へ移築された。大正11年(1922年)には皇太子(後の昭和天皇)行啓の際の宿泊所として使用された。
木造2階建の和風建築で、各部屋は書院造を基調とし、派手さはないが品格ある仕上がりとなっている。近代に建築されたものであるが、紀伊徳川家ゆかりの建物として稀少な価値を持つ。