妙法壇祇園太鼓 みょうほうだんぎおんだいこ
| 地域 | 那賀地域 |
|---|---|
| 所在地 | 紀の川市桃山町段 |
| 指定年月日 | 昭和54年6月9日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
| 所有者 | 妙法壇祇園太鼓保存会 |
解説
この芸能が所在する紀の川市桃山町段は、かつて段村といい、戸数百戸ばかりの農村であった。土地の氏神である八坂神社（祇園社）で毎年7月7日から14日までの8日間、夏祭りに奉納される太鼓囃子（たいこばやし）が妙法壇祇園太鼓である。この芸能がいつ頃から始まったのか、また、どこから伝来したのかは定かでない。祇園祭に多い山車は作らないで太鼓の技法のみを伝承したものと思われ、県内では類を見ない太鼓だけの芸能である。
