粉河祭 こかわまつり
地域 | 那賀地域 |
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所在地 | 紀の川市粉河 |
指定年月日 | 昭和39年5月28日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 粉河祭保存会 |
解説
西国三十三所観音巡礼の第3番札所(ふだしょ)である粉河寺の本堂の裏山には、粉河産土(こかわうぶすな)神社がある。旧粉河村の総鎮守で、同時に粉河寺の鎮守社でもあった。粉河祭はこの神社の祭礼で、文禄2年(1593年)に起源を持つと伝えられ、旧暦6月18日に行われてきた。古式ゆかしい甲冑武者、大団扇(おおうちわ)、稚児、獅子舞、鳳輦(ほうれん)と多種多彩な行列に続き、13台の趣向を凝らした山車(だんじり)が出て、太鼓ばやしがそれに伴う。太鼓の打ち方は20通りくらい残っており、山車を見なくても太鼓の打ち方でどの町の山車か分かるといわれている。(公開時期:7月最終土曜日)