南海電気鉄道鋼索線高野山駅駅舎 なんかいでんきてつどうこうさくせんこうやさんえきえきしゃ
| 員数 | 1棟 |
|---|---|
| 地域 | 伊都地域 |
| 所在地 | 伊都郡高野町高野山 国有林第9林班ノは |
| 時代 | 昭和3年 |
| 指定年月日 | 平成17年11月10日登録 |
| 指定等区分 | 国登録 |
| 分類 | 有形文化財(建造物) |
| 所有者 | 南海電気鉄道株式会社 |
解説
この路線が大正5年(1916年)に開通したことにより高野山・大阪難波(なんば)間が全通し、駅舎はその後、高野参詣の玄関口として多くの人々に親しまれている。外観は真言密教の聖地であることを意識してか、方形(ほうぎょう)屋根の頂部に宝珠(ほうじゅ)を置くなど、寺院風の意匠が特徴。このような地域の特色を表現した駅舎は明治・大正・昭和戦前期によく見られたが、県内では他にJR那智駅がある。1階はコンコースや事務室、2階は休息室として一般に開放されている。平成14年度(2002年度)には「近畿の駅百選」に選ばれている。