初桜酒造 はつさくらしゅぞう
員数 | 3棟 |
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構成要素 | 主屋(しゅおく)、仕込蔵(しこみぐら)、囲蔵(かこいぐら) |
地域 | 伊都地域 |
所在地 | 伊都郡かつらぎ町中飯降85 |
時代 | 明治~大正時代 |
指定年月日 | 平成18年8月3日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
初桜酒造は、川上酒(かわかみざけ)の伝統を受け継ぐ造り酒屋の一つである。旧大和街道沿いに主屋を建て、その背後に醸造のための大型の酒蔵(さかぐら)を建ち並べる。仕込蔵と囲蔵は、桁行がともに16間(約31.5メートル)と長大なものである。主屋は大正時代の建築と伝えられ、正面外観の格子構えや内部の座敷など当初の姿がよく残されている。旧街道に沿って流れる小田井(おだい)用水も含め、まことに美しい景観が保持されている。