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旧葛城館 きゅうかつらぎかん

員数 1棟
地域 伊都地域
所在地 橋本市高野口町名倉1053
時代 明治時代
指定年月日 平成13年11月20日登録
指定等区分 国登録
文化財分類 有形文化財(建造物)
所有者 個人

解説

JR高野口駅前に建つ、かつて高野山参詣客が数多く宿泊した旅館建築である。駅開業当時(明治34年)から大正期にかけて、参詣の玄関口として賑わった。県内では数少ない木造3階建で、入母屋屋根の正面には唐破風(からはふ)と千鳥破風(ちどりはふ)を重ねる。各階には銅板葺きの庇(ひさし)を設ける。内外とも繁栄した旅館の雰囲気をよく伝えている。
また、高野口駅の駅舎は大正元年の完成で、これも貴重なものである。

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