団七踊 だんしちおどり
地域 | 海草地域 |
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所在地 | 和歌山市西 |
指定年月日 | 昭和34年8月18日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 岡崎団七踊保存会 |
解説
参勤交代に随行した岡崎の郷士が、江戸で流行していた浄瑠璃や歌舞伎の白石囃(しろいしばなし)(悪代官志賀団七(しがのだんしち)に殺された百姓与太郎(よたろう)の娘姉妹の仇討物語)に感激し、村人に伝えようと唄や踊りに仕組んだものといわれている。いつしか祖先の霊を慰めるため盆に踊られるようになったと伝えられる。「さらし踊り」、「なぎなた踊り」、「団七踊り」の3曲からなり、「団七踊り」では2人の姉妹は鎖鎌と長刀を持ち、白紋付の団七は刀を持って踊る。(公開時期:8月13、14日 西熊野神社)