天満神社 てんまんじんじゃ
員数 | 2棟 |
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構成要素 | 末社多賀神社本殿(まっしゃたがじんじゃほんでん)、末社天照皇太神宮豊受大神宮本殿(まっしゃてんしょうこうたいじんぐうとようけだいじんぐうほんでん) |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市和歌浦西二丁目1-24 |
時代 | 桃山時代 |
指定年月日 | 昭和49年5月21日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 天満神社 |
解説
両社殿は本殿東側後方の履屋(おおいや)内に建つ建物である。建立年代については資料はないが、様式手法より見て慶長年間の再興時のものである。
末社多賀神社本殿は一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)で土台上に建ち、浜縁(はまえん)を設ける。末社天照皇太神宮豊受大神宮本殿は、二間社流造(にけんしゃながれづくり)であるが、庇(ひさし)は中央柱を抜いており、土台上に建って浜縁を設けている。両本殿は形式こそ異なるが、細部の意匠はよく似ている。