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和歌山県の巨岩・奇石を訪ねるコース

那賀地域

和歌山県の地質構造は、県内を東西に走る中央構造線、みかぶ構造線、本宮断層によって帯状にほぼ三等分にされた形で、北から古生界、中生界、新生界の地質となっている。紀の川の北側をほぼ東西に延びる中央構造線を境にして、その北側には上部白亜系の和泉層群が分布し、南側には、三波川帯が分布し、この地帯を構成する変成岩は、三波川結晶片岩類と御荷鉾緑色岩類に区分される。南部の那智勝浦町から三重県尾鷲にかけて、中期中新世の終わり頃に形成された火山活動による熊野酸性火成岩類が分布する。結晶質凝灰岩および石英斑岩・花崗斑岩からなる弧状岩脈が、古座川流域および枯木灘などの地域に形成されている。このような後期中新世の火成活動に伴って、熊野酸性岩類の周縁部には、妙法鉱山に代表されるような、銅を主とする金属鉱床が形成された。また、那智勝浦や湯の峰、川湯、白浜などの温泉は、これらの火成活動に関連していると考えられている。
また、橋杭岩のように南北に直線上に延びる石英斑岩の岩脈が見られる。

ルートマップ

このコースに含まれる文化財