上矢印を示すアイコン 外部リンクを示すアイコン Xを示すアイコン Lineを示すアイコン Facebookを示すアイコン リンクコピーを示すアイコン グリッドレイアウトを示すアイコン リストレイアウトを示すアイコン 左矢印を示すアイコン 右矢印を示すアイコン

和歌山市2日コース

和歌山市

和歌山市は、紀の川の下流に平野が広がり、古来より和歌山県の中心地であった地域である。人々の活動の痕跡である遺跡が多数存在し、国内で最大の規模を誇る特別史跡岩橋千塚古墳群や御三家の一つ・紀伊徳川家の居城であった史跡和歌山城がある。また、海岸部には、奈良時代に聖武天皇が訪れ、随行した山部赤人が「和歌の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」と歌った名勝和歌の浦、紀伊藩第10代藩主徳川治宝(とくがわはるとみ)が築いた池泉回遊式庭園の名勝養翠園や国内最大規模の石積み海岸堤防である水軒堤防などがある。
また、友ヶ島には、明治初期にリチャード・ヘンリー・ブラントンによって建設された灯台や明治時代に築かれた5か所にわたる大規模な赤レンガ造りの砲台跡、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)に関連した史跡、和歌山城の石垣に使われた石材の石切場があり、見所が多い。
加太春日神社や護国院(紀三井寺)には、重要文化財の建造物があるほか、琴ノ浦温山荘庭園は国指定名勝であり、建物は重要文化財になっている。