下阿田木神社本殿 しもあたぎじんじゃほんでん
員数 | 1棟 |
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地域 | 日高地域 |
所在地 | 日高郡日高川町皆瀬302 |
時代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和49年12月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 下阿田木神社 |
解説
古くは下愛徳六社権現社(しもあいとくろくしゃごんげんしゃ)と称し、社殿はかつて6棟あった。享保以前に3棟となり、現在は本殿と西御殿・東御殿が古風な佇まいを見せている。
本殿は大規模な隅木入春日造(すみぎいりかすがづくり)で、両側面の柱間を二間とするいわゆる「熊野造(くまのづくり)」と呼ばれる社殿である。屋根は厚板による流板葺(ながしいたぶき)とする。棟札から明応3年(1494年)に建立されたことが分かるが、中世と近世の部材が混じり合っており、江戸時代中期に大修理を受けたと考えられる。