興国寺の燈籠焼 こうこくじのとうろうやき
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡由良町門前 |
指定年月日 | 昭和37年2月13日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 興国寺燈籠焼保存会 |
解説
この行事は、興国寺の開山以来連綿と伝わる。盂蘭盆会の精霊送りとして、「六斎念仏」・「松明踊(たいまつおどり)」・「大松明(どよう)」・「燈籠(とうろう)焼」の行事からなる。8月15日の夕刻、檀家が新仏(しんぼとけ)は白張り、年忌(ねんき)は色紙の大燈籠を掲げて法堂(はっとう)(本堂)に集まり、法要を勤めたのちカマ場へ行く。「松明踊」に続き、長さ4メートル、重さ300キロのどよう4本に火をつけ妙技を見せる。その後、念仏と鉦(かね)・尺八の奏する中を、開山燈籠を先頭に各戸の燈籠を火中に投じる。公開時期:8月15日