姥目の老樹 うばめのろうじゅ
員数 | 2本 |
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地域 | 日高地域 |
所在地 | 日高郡美浜町和田1788-1 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定、平成18年5月9日追加指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 御崎神社 |
解説
ウバメガシは常緑広葉樹で、暖かい地方の海岸付近の斜面に多く生育する。和歌山県の「県の木」であり、ウバメガシを原材料として加工した紀州備長炭(びんちょうたん)は県の特産品として有名である。
御崎(みさき)神社境内にはウバメガシの老巨樹が2株あり、樹高8メートル・根回り7メートルと、樹高12メートル・根回り4.5メートルの大樹で、共に県内最大級の大きさを誇る。社伝によると、貞観元年(859年)に神社が現在地に移転した時に庭木としてウバメガシ数百本を植栽したとあり、この木はその時に植えたものといわれている。