戯瓢踊 けほんおどり
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 御坊市御坊 |
指定年月日 | 昭和30年9月6日県指定、昭和49年12月4日国選択 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 戯瓢踊保存会 |
解説
古来から御坊組(ごぼうぐみ)の50歳以上の人々によって、御坊祭に奉納されてきたものである。その起源は明らかではないが、都で流行した鉢叩きをモチーフにした風流踊(ふりゅうおどり)の系統を引いており、江戸時代初期に御坊に伝わったと考えられる。踊り衆は大きな瓢箪(ひょうたん)を持った先達(せんだつ)・次郎ン坊(じろんぼう)を先頭に、小瓢などを持ち、花笠を被り踊る。いかめしい中にユーモアがあり、悠長な所作振りは見事である。『紀伊国名所図会』に初代藩主徳川頼宣がこの踊りを賞賛したことが記されている。 公開時期:10月4日5日日高別院(ひだかべついん)・小竹八幡神社(しのはちまんじんじゃ)