泣沢女の古墳 なきさわめのこふん
地域 | 有田地域 |
---|---|
所在地 | 有田郡有田川町天満 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 藤並神社 |
解説
7世紀前半、古墳時代の最終末に造られた円墳で、横穴式石室には県内では珍しく巨大な石材が使用されている。有田川流域では最大規模の古墳で、この地域の有力豪族の墓と見られる。石室の床面から耳環(じかん)やガラス玉などとともに、歯が数個見つかっており、この歯から被葬者が12歳前後で、女性であったと推定できる。副葬品に武器がないことと関係していると思われる。