法蔵寺鐘楼 ほうぞうじしょうろう
員数 | 1棟 |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡広川町上中野1181 |
時代 | 室町時代中期 |
指定年月日 | 昭和22年2月26日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 法蔵寺 |
解説
寺伝によれば、この鐘楼はかつて湯浅の勝楽寺(しょうらくじ)にあったもので、元禄8年(1695年)に近くの廣八幡宮に移築され、明治の神仏分離の際、当寺に移されたものである。建立年代は形式・技法より室町時代中期頃と見られ、組物(くみもの)・軒廻りに特徴がある。建物は禅宗様の形式に袴腰(はかまごし)をつけ、通常は入母屋造となる屋根が、寄棟造であるのは類例が少ない。