広八幡神社舞殿 ひろはちまんじんじゃぶでん
員数 | 1棟 |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡広川町上中野206 |
時代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和54年6月9日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 廣八幡宮 |
解説
舞殿は楼門(ろうもん)と拝殿の中間にあり、室町時代から伝わる田楽のための建物である。棟札(むなふだ)によって明和2年(1765年)の建立が明らかである。桁行三間、梁間三間、切妻造、こけら葺、妻入(つまいり)で、西面して建てられている。江戸時代中期の建物であるが、簡素に造られ四方吹き放しで、比較的軒は深く当初から軒支柱(のきしちゅう)を入れていたと考えられる。
この種の建物は類例が少なく、他の重要文化財とともに境内の環境を構成する貴重な建物である。