広八幡神社楼門 ひろはちまんじんじゃろうもん
員数 | 1棟 |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田郡広川町上中野206 |
時代 | 室町時代後期 |
指定年月日 | 昭和22年2月26日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 廣八幡宮 |
解説
この門は、三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺の建物である。建築年代は修理のとき発見された墨書(ぼくしょ)銘から文明7年(1475年)と考えられる。
現在、楼門は隨神(ずいじん)門として下層は板壁に囲われているが、修理の際の調査による復原で、当初は棟通(むなどう)りの中柱(なかばしら)すらなく、梁間に跳ばした虹梁(こうりょう)によって吹き放しの空間が造られ、他に類例のない形式の楼門であることが分かった。