浜口梧陵墓 はまぐちごりょうのはか
地域 | 有田地域 |
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所在地 | 有田郡広川町山本1539-1 |
指定年月日 | 昭和13年12月14日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 個人 |
解説
濱口梧陵は、文政3年(1820年)6月、広村(現在の広川町広)に生まれた。明治13年(1880年)に初めて県議会が開かれたときの初代議長である。「耐久舎(たいきゅうしゃ)」を創立し、人材の育成に尽力し、安政の大津波の時は村民救済に奔走し、後に私財を投じて広村堤防を完成させた。明治18年(1885年)にアメリカを視察中、ニューヨークで客死(かくし)した。梧陵の墓は、南広の淡濃山(たんのうさん)の東南麓にある。墓碑の正面には「濱口梧陵之墓」、側面に「明治十八年四月廿一日 八代儀兵衛建」と刻されている。