所阪王子跡 ところざかおうじあと
地域 | 海草地域 |
---|---|
所在地 | 海南市下津町橘本 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 橘本神社 |
解説
阿弥陀寺(あみだじ)を出て100メートルほど下ると加茂川に出る。熊野参詣道はこの川の支流(市坪川)をさかのぼる。300メートルほど行くと、鉢伏山の山裾に石の鳥居が立ち、そこに橘本(きつもと)神社がある。この橘本神社が、所阪王子の社地である。ここには、塔下(とうげ)王子、橘本王子がともに合祀され、更に柑橘(かんきつ)と菓子の祖神である田道間守(たじまもり)をも併せ祀っている。