女良古墳 めらこふん
地域 | 海草地域 |
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所在地 | 海南市下津町大崎字女良奥谷 |
指定年月日 | 昭和48年5月16日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 個人 |
解説
女良(めら)集落背後にある山麓の標高19メートルのあたりにある。かつては数基からなる古墳群を形成していたものと思われるが、現存するのは1基のみである。
古墳の規模は、径約15メートル、高さ5メートルで、葺石、埴輪等の外表施設が認められない円墳と推定されている。石室は、結晶片岩の石積みで、岩橋千塚(いわせせんづか)古墳群などに見られる奥壁に石棚(いしだな)を持つ横穴式石室である。築造年代は6世紀の後半と見られる。