室山古墳 むろやまこふん
員数 | 3基 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 海南市黒江 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 中言神社 |
解説
標高96.5メートルの大山(尾山)の丘陵には、各所に古墳が点在し、現在7基の古墳が確認され、室山古墳群と呼ばれている。室山古墳群は、内部主体に横穴式石室と竪穴式石室の二つの型式を含むとはいえ、石材使用法、石室構造、出土遺物から見て同じ性格を持っており、いずれも6世紀後半から7世紀初めの時期に築造されたものと考えられる。このうち、1号墳・2号墳・3号墳が「室山古墳」として県指定史跡となっている。