無量寺の絵画 むりょうじのかいが
| 員数 | 5幅 |
|---|---|
| 地域 | 東牟婁地域 |
| 所在地 | 東牟婁郡串本町串本 |
| 時代 | 室町~江戸 |
| 指定年月日 | 昭和36年4月18日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | 絵画 |
| 所有者 | 宗教法人無量寺 |
解説
聖一国師像
出山釈迦図
大燈国師像
牡丹に雀図
楊柳観音図
無量寺に伝わる5幅の絵画である。聖一国師は入宋後、京都東福寺建立に際し開山として迎えられた人物で、本図の面相はかなり緻密に描き込んで特徴を捉えている。出山釈迦図は円山応挙が天明元年(1781)に描いた作品。比較的静穏な雰囲気のもので、そこに応挙芸術の一面があらわれている。大燈国師像は近世禅林の巨星、白隠慧鶴の筆になる。幣衣蓬髪・素足とし、京・五条の橋の下で乞食をしていたという国師にまつわる伝説を描いていたものである。牡丹に雀図は蘆雪の作であるが、南紀来遊中の作品にない細密描写で、これは当時流行した中国清朝の写生画風を受けたものと考えられる。楊柳観音図は蘆雪の作品で、仏画の範疇に属するものであるが、その姿には美人画を思わせる艶麗さがある。(和歌山県文化財ガイドブック)