木造十一面観音立像 もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 有田地域 |
| 所在地 | 有田郡有田川町岩野河 |
| 時代 | 平安 |
| 指定年月日 | 大正13年8月16日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人法音寺 |
解説
頭上面と遊離する天衣は後補であるが、それ以外の部分は、足下の蓮肉まで含めて一材から彫出する完全な一木造で、内刳りはなく、当初は彩色仕上げであったとみられる。構造は古式だが、翻波式衣文はやや浅く形式化し、面相にも柔らかさがあらわれており、造立は10世紀後半と考えられる。必ずしも容姿の整った観音像とはいいがたいが、いかにも素朴な親しみのある味わいがある。(和歌山県文化財ガイドブック)