木造十一面観音立像 もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 有田地域 |
| 所在地 | 有田市宮原町(和歌山県立博物館寄託) |
| 時代 | 奈良時代 |
| 指定年月日 | 平成8年6月27日指定 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人圓満寺(円満寺) |
解説
創建以来の本尊と考えられる。盛唐様式を忠実に踏襲した細かな装身具や、薄い衣の端々にいたるまで、本体と同一の材から丁寧に刻みだしている。像容は、張りのある肉身部、均斉な衣文、無駄な動きのない直立姿勢など、必要以上に装飾的・誇張的な表現や、量産化にともなう類型的な表現は含まない。造立年代は8世紀中頃で、数少ない天平時代の木彫像であることはいうにおよばず、観音信仰の当地への波及をものがたる点でも貴重である。(和歌山県文化財ガイドブック)