木造十一面観音立像 もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
| 員数 | 1躯 |
|---|---|
| 地域 | 有田地域 |
| 所在地 | 有田市宮原町畑(和歌山県立博物館寄託) |
| 時代 | 南北朝時代 |
| 指定年月日 | 明治30年12月28日指定 納入品追加平成8年6月27日 |
| 指定等区分 | 国指定 |
| 種類 | 彫刻 |
| 所有者 | 宗教法人廣利寺(広利寺) |
解説
広利寺は、建長年間(1249~56)興国寺法燈国師の弟子で、円満寺の実質的な中興開山となった覚円和尚が創建した。本像は檜材の寄木造、腕が4本ある四臂の十一面観音像である。胎内銘から南北朝時代の正平8年(1353)に藤原保久が願主となり、四天王寺仏師・頼円が造立したことがわかる。像容は鎌倉時代の写実彫刻の流れを汲みながら、それが形式化したような表現が目立つもので、当時の仏像の標識例として貴重である。(和歌山県文化財ガイドブック)