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薗家住宅 そのけじゅうたく

員数 7棟
構成要素 主屋(おもや)、人形蔵(にんぎょうぐら)、離れ、西土蔵(にしどぞう)、東土蔵(ひがしどぞう)、南土蔵(みなみどぞう)、片塀(かたへい)
地域 日高地域
所在地 御坊市薗691
時代 主屋:江戸時代末期、人形蔵:江戸時代末期、離れ:昭和28年頃、西土蔵:江戸時代末期、東土蔵:江戸時代末期、南土蔵:大正時代後期/昭和28年頃改修、片塀:江戸時代末期
指定年月日 令和6年8月15日登録
指定等区分 国登録
文化財分類 有形文化財(建造物)
所有者 個人

解説

東西に延びる新町通りの北側に敷地を構える、かつて廻船業を営んだ商家の住宅である。
広大な屋敷地には、主屋をはじめ多くの歴史的建造物が建つ。敷地北辺には2階建の離れ、西土蔵と東土蔵の3棟を並べ建て、東土蔵の東端から敷地東辺に向けてL字型に片塀で敷地を囲う。片塀は倉庫を兼ねた長大な塀で、その南端には南土蔵を建てる。また、敷地西隅には人形蔵を建てる。
通りに面した主屋は、軒の低い町家で内外ともに質実な造りである。平屋建、入母屋造、瓦葺で、江戸末期に建設された。内部は東側を通り土間とし、西側は4室を田字型に並べる。
これらの建造物群は、今もなお歴史的風致の色濃い薗の町並み形成に大きく寄与している。