岡本家住宅 おかもとけじゅうたく
員数 | 4棟 |
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構成要素 | 主屋(おもや)、離れ、土蔵(どぞう)、長屋門(ながやもん) |
地域 | 伊都地域 |
所在地 | 橋本市高野口町九重548 |
時代 | 江戸時代後期(寛政4年)、江戸時代末期、昭和37年、昭和40年頃 |
指定年月日 | 令和6年3月6日登録 |
指定等区分 | 国登録 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 個人 |
解説
大阪府との境にある岩湧山(いわわきさん)の南斜面に所在する、かつて庄屋を務めた旧家の住宅である。
主屋は寛政4年(1792年)建設で、平屋建、入母屋造、茅葺(鉄板仮葺)の大規模な民家である。内部は東を土間とした六間取りとし、八畳の座敷には床の間は設けず付書院のみとする。
主屋の西には、昭和40年(1965年)頃建設で二間続きの座敷をもつ離れと、昭和37年(1962年)建設で重厚な外観の土蔵が建つ。
これらや、敷地入口に建つ江戸時代末期建設の長屋門は、ともに当地の歴史的景観に寄与している。