上阿田木神社の春祭り かみあたぎじんじゃのはるまつり
| 地域 | 日高地域 |
|---|---|
| 所在地 | 日高郡日高川町初湯川 上阿田木神社 |
| 指定年月日 | 昭和52年3月16日指定 |
| 指定等区分 | 県指定 |
| 種類 | 無形⺠俗⽂化財 |
解説
地元では「阿田木祭(あたぎまつり)」と呼ばれ、日高川町の山間部、初湯川(うぶゆがわ)に鎮座する上阿田木神社で毎年4月に行われる春祭の一つである。
祭りの運営は、上阿田木神社の宮座を母体にした4つの「明(みょう)」という古い社会組織によって執り行われる。祭りの役割は世襲によって行われるしきたりで、社人(しゃじん)3家と役屋敷(やくやしき)34家によって決められる。
4月28日の宵宮(よみや)と、29日の本祭(ほんまつり)は、ともに祭りの行列が独特の形をした扇御幣(おうぎごへい)を捧げ持ち、上阿田木神社から鎮守の森をゆっくりと進み、少し離れた天神社(てんじんじゃ)へお渡りを行う。特に本祭の日は、氏子の村々から華麗な飾り花を付けた花幟が出て、お祭りに彩りを添える。
この祭りのハイライトは、氏神の使いであるヤツハチ役2人と獅子役1人による稚児舞の奉納で、神社の拝殿や天神社で、社人の神謡と笛・太鼓・小鼓の演奏に合わせて緩やかに優雅に舞う。