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雑賀崎台場 さいかざきだいば

雑賀崎台場1
地域 海草地域
所在地 和歌山市雑賀崎
指定年月日 平成22年4月20日指定
指定等区分 県指定
文化財分類 史跡
所有者 和歌山市

解説

和歌山市雑賀崎の北端部、紀伊水道に突出した通称「カゴバ」に所在する。平成19年度(2007年度)に発掘調査が実施され、台場では近世後期の大規模な整地が行われていることが判明した。また、台場は、高さ約50~180センチの石垣の上に、高さ50~140センチの土塁を築き、その上部の平坦面の中央に高さ40~50センチのV字状石組みが確認されたほか、多角形の石垣及び土塁、南東部には三方に石垣を巡らせた方形壇のあることなどが明らかになった。
これらのことから、幕末期に紀州藩の異国船に対する海上防御のため築造した砲台跡と考えられ、V字状の石積み遺構は砲座に当たる可能性が高いと考えられている。

所在地