しいの老樹しいのろうじゅ

員数	1本
地域	東牟婁地域
所在地	東牟婁郡那智勝浦町下和田
指定年月日	昭和33年4月1日指定
指定等区分	県指定
分類	天然記念物
所有者	大泰寺

植物の文化財

解説

大泰寺（だいたいじ）の門前にあり、参詣者のための門標（もんぴょう）として当時の住職が植えたものであるとか、平維盛が小休止した記念に植樹したものであるとかの伝承がある。地上1メートルのところで幹が二つに分かれ、周囲4.54メートルと2.78メートルの幹となる。根廻りは8.18メートルを測り、高さは約15メートルである。樹齢は400年以上といわれ、シイとしては稀な巨木である。大泰寺の歴史を物語る大切な記念物である。